日本語能力試験(JLPT)N4読解の対策:条件・逆接・段落をつなげて読む

N5からN4に進むと、読解は知っている字を探すだけではなく、文と文の間にある原因、逆接、順序を見分ける練習になります。JLPT公式の問題形式表には、N4の読解として短文、中文、情報検索が挙げられています。一つの文章に背景、予定、最終的な決定が一緒に書かれていることもあるので、最初の一文だけで結論を出さないようにしましょう。目標は読む速さを上げることより、「答えは本文のどこにあるのか」をはっきり言えるようになることです。ここで述べる読み方は学習のヒントであり、試験で唯一決められた解き方ではありません。

1.まず設問の種類を見分ける

本文を読む前に、設問が明確な事実を探しているのか、ある行動の理由を聞いているのか、段落全体の主旨を問うているのかを自分に尋ねます。事実と理由は、人物、日付、原因を表す文に狙いを定めると見つけやすくなります。主旨を問う設問では、冒頭と結びの両方に目を配りましょう。読む順序は一つに決まっているわけではありませんが、先に設問を見ておくと、どの文にも同じ力を使ってしまうことを防げます。自分で練習問題を作るときは、設問の横に「事実」「理由」「主旨」と書いておくのも一案です。

2.逆接のあとの情報に印を付ける

「しかし」「でも」などの逆接の表現を見たら、前後の内容がどう違うかを確かめます。後ろの文がすべての設問の答えになると機械的に考えてはいけません。たとえば練習用の文章で、イベントに参加したいと書かれたあと、天気のために日程が変わったと続くなら、設問が当初の予定を聞いているのか、現在の予定を聞いているのかを照らし合わせる必要があります。この例は方法の説明のために作ったものです。原因を問う設問では、理由を示す表現と、それが指す動作に注目し、原因と結果を取り違えないようにしてください。

3.情報検索は条件の表から始める

予定表、営業時間、申し込みのお知らせなどを読むときは、設問の制限を分解します。曜日、開始時間、対象者、特別な注意事項などです。そのうえで関連する資料を一行ずつ見ていきます。一つの条件に合っていても、すべてに合っているとは限りません。例外が書かれていたら、飾りの文ではなく条件の一つとして扱いましょう。普段から小さな活動表を自分で作り、条件を入れ替えて問題を出し合えば、既存の試験問題を使わずに正確に読む練習ができます。

4.誤った選択肢を説明できるようにする

答えを決めたら、正誤を確かめるだけでなく、ほかの選択肢がなぜ違うのかも言ってみましょう。本文と反対のことを述べているもの、本文にない細かい情報を足しているもの、設問と関係のないものがあります。これらを分けて記録すれば、否定を読み落としたのか、主語を取り違えたのか、常識を本文に持ち込んだのかが見えてきます。具体的な文字の根拠が示せない問題には印を付け、見直しのときに本文に戻って確かめます。

5.練習の組み立てとツール

「じっくり読む一回」と「位置の特定を鍛える一回」の二つを交互に行うのがおすすめです。前者は時間を計らず、文の意味を最後まで確認します。後者は自分が耐えられる時間の目安を決め、見切りを付けることと読み返すことを練習します。終わったら、誤解のもとになった逆接の言葉と条件の文を記録し、翌日に新しい文章で確かめましょう。

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